以前にも少し記載しましたが、サイクルコンピューターをPioneer SGX-CA600に換えました。
古くはCATEYEのサイコンを利用して、Garmin Edge510、Pioneer SGX-CA500と経てCA600になりました。
Garminは非常に使い易かったのですがPioneerのペダリングモニターを利用するにはPioneerのサイコンでないと上手くないので、CA500を利用していました。
ただ、CA500はサイコンとしては正直使いづらかったですね。
起動も遅かったですし、防水性能もいまいちで去年の富士ヒルの際に、雨の影響なのか少し壊れてしまったようで時々電源が勝手に入るようになっていました。
とはいえ、前述のペダリングモニターを利用するためにCA500を使い続けていたわけです。
そして、壊れている状態がいよいよ我慢ならずにCA500を買い換えようと思っていた矢先にPioneerの新型サイコンが発売されることが発表されて発売を待っておりました。
発売当初は品薄状態が続いており、予約もしていなかったため、なかなか手に入れることができなかったのですが、最近ではネットでも注文できるようになってきて漸く手にいれることができました。
それで使ってみた感想としてはCA500に比べると格段によくなっております。
というかサイコンに求められる機能がほぼ全部入っていると言っても過言ではなく個人的には大変満足しております。
とはいえ、難点がないわけではないです。1点目はサイコン単体では設定が非常にやりづらいというか操作性が悪過ぎて無理です。
これはスマートフォンのアプリと連携させることで問題がなくなるため設定はスマフォアプリを使いましょう。サイコン単体でやるのはストレスでしかありません。
私ははじめに触った時はスマフォアプリを使わなかったため、非常に苦労しました。
その後、アプリを利用したところ非常に簡単に設定が行えたので現在は操作性はほぼ満足しております。
ただ、それでもCA500の頃から改善してほしいと思っている点があり、それはラップボタンの配置です。
CA500もCA600もラップボタンがサイコン本体の横に付いているため、レース中にラップボタンを押すのが少し難しいというか危ないです。
Garmin Edge510はサイコン本体の全面下部に配置されており、非常にラップボタンが押し易かったというか安全に押せました。
CA600のように横から押し込むのはハンドルがブレる要因が少なからずあるのであまり好ましくないというのが私の意見です。
とはいえ、通常はGPSを利用したオートラップでラップカウントするので、ラップボタンはそこまで重要ではないです。時々スタート位置と周回位置がずれているコースを周回する場合にラップボタンを押す必要が出てくるため、できれば見直してほしいところという感じです。
CA600ではCA500に比べて画面が大きくなっており、表示できる項目が増えているのも大変気に入っている変更点です。
また、CA600では大画面化したこともあり、マップ表示を可能としており、ナビゲーション機能があります。
旅先でサイコンで行き先を調べてナビできるというわけではなく、あらかじめStravaかRide with GPSでコースを作成してサイコン本体に取り込んでおく必要があります。
一方、一手間ではありますがこれをやっておけば、スマフォホルダーをつけてスマフォナビを利用する必要がなくなるため、ハンドル周りを非常にスッキリさせることができるのと、輪行する際にスマフォホルダーを持っていかなくてもよくなるので、荷物を減らせます。
ハンドル周りはなるべくスッキリさせたいので、この機能は非常にありがたいです。
また、Ride with GPSでコースを作成すると同時にキューシートも作成することができる(一部機能は有料)ため、ブルベの際にも重宝する機能だと思います。
とはいえ、何かのために紙のキューシートも持っていた方が良いでしょうけどね。
今年は何かのブルベに出るかどうかはわかりませんが、この機能を使って個人で200kmくらいのブルベコースを走るのも面白そうです。
最後に、ちょっと気になる点ですが、先日参加したグランフォンドKOMORO2019の走行ログを確認したところ獲得標高が6,000mを超えていました。実際の3倍くらい登ったことになってしまっていたので、衛星を捕まえる精度はいまいちなのかもしれないという懸念があります。
とはいえ、コースをミスるということはなく元々GPSによる高さの特定はズレが大きいということではあるので、一旦は気にしないでおこうかなと思います。
ソフトウェア的な観点で修正できるのであれば修正してほしい点になります。
そうでないとStravaで私のログをみた方が「どんだけ登っているのよ」みたいな勘違いをされるというかStravaの上り系イベントを容易にクリアしてしまうことにもなりかねないですからね。
サイコン自体の修正が難しいようであればログ側の修正ができるようになるというのでも良いのですが、現状Stravaもシクロスフィアもアップロードしたログデータの修正はできないのでどうしようもないですね。
とはいえ、ナビ機能を何度か利用しましたが道に迷うこともなく便利に使えました。
あとはキューシート機能を最大限に使うために、Ride with GPSの有料会員になるかどうかの検討が必要かな。
あと試したい機能として、スマートトレーナーと連携したコースシミュレーション機能があります。
なんだかまたWahoo KICKRの調子が悪くなってきた(時々すごい高音がするdrone noise)気がするので、そこら辺も考慮した上で試したい機能です。
また、試したら記事にしたいと思います。