ロングライドを主体として考えていた私はロードバイクのペダルも歩きやすいSPDペダルを半年ほど利用していました。
ただ、ロードバイク購入後1ヶ月も経たずにレース(クリテリウム)に出場し、以降ほぼ毎月何がしかのイベント(含むレース)に参加しているとロードバイクでSPDって少ないんじゃね?みたいな感覚に陥ります。
それでネットで色々調べてもSPDとSPD-SLでどっちが良いという説得力のある説明を発見することができませんでした。
まぁ、用途が違うといったらそれまでですが、噂ではSPDとSPD-SLではSPD-SLの方が速く走れるとかあったりするので、非常に気になっていたわけです。
ただ、ペダル換えたくらいで速くなるのかという最もな疑問もあるわけでその路線でさらに調べてもわからない。
なら自分で試すしかないじゃないということでSPD-SLにしたという話です。
前置きが長くなりましたが、結果としてSPDペダルからSPD-SLペダルに換えて速く走れるようになったかというとなりませんでした。
さて、結果を書いたところでそれではペダルの変更がまったくの無意味だったのかというとそうではないのでそこら辺のことを記載していきたいと思います。
まず私が乗っている自転車はTrek Domane 5.2 2014モデルになります。
もともとのペダルはシマノのPD-A530を使っていました。このペダルは裏面がフラットペダルになっているので街乗りとかちょっと細い道とかとにかくすぐに足がつきたいときにフラット側があるので個人的には大変重宝しておりました。
何せ立ちゴケもそれなりに経験していますからね・・・
そして、シューズは同じくシマノのSH-RT82を履いていました。このシューズはSPDの中でもSPD-SLシューズっぽいルックスなのが気にいって購入しました。
クロスバイクの頃からこのシューズで乗っていましたが、特に不満があったわけではないのですが、SPD-SLに交換したい熱がすっごく高まり、シマノのSH-R321を購入しペダルをPD-9000(DURA-ACE)に交換しました。
もちろんカスタムフィットもしました。
すでにその結果は記載しましたが、スピードは正直変わりませんでした。少しは速くなるかなって思っていたので、正直・・・いや、かなりがっかりしたように思いますが、まったく効果がなかったわけではありません。
まず第一にロングライドしたときに足の裏が痛くならなくなりました。
SPDの際には結構長い距離(80キロ以上とか)乗ると足裏のクリートの辺りが結構痛くなったのですが、SPD-SLに変更してからは足裏が痛くならなくなりました。
ロングライドしたくて購入したロードなので、これは私にとっては結構良かった効果です。
次に第一のと少し被りますが、ペダルを踏んだ感が増しました。何を言っているかというとこれは色々なサイトでも記載されていたのですが、SPDはペダルとシューズが一点で止められているのに対して、SPD-SLは三角形の頂点でペダルと固定されるようになります。
つまりペダルを面で捉えやすくなるのですね。それが故に足裏も痛くなりづらいのかなって思ってますが、実はシューズの裏がSPD-SLだと結構硬いのでそのせいかもとも思ってます。
SH-RT82はソール部分がSH-R321と比べると柔らかいのとクリートが1点(SPD)なので痛くなるのかなって感じてます。
何はともあれ足裏が痛くならずに面でペダルを踏めるSPD-SLはペダルを回すのに力を入れる(表現が適切ではないような気もしますが・・・)のがSPDより意識せずにできるので脚力がついてくればSPDよりも速くなれるような気がします。
まぁ、実は意識してSPDペダルを回すときは足裏全体というか面でペダルを捉えるようにすると同様の効果は得られていたような気がするのですが、SPD-SLだとこれを意識せずともできるところが何とも楽なのです。
っというわけで、買ってよかったSPD-SL。
購入して3ヶ月くらいが経とうとしているのですが、SPD-SLのクリートのゴムが結構削れているので交換しようかなと思ってます。
もっとペダリングが良くなるように練習だな。