昨年から参加を始めたブルベですが、昨年は思い立ったのが遅く200kmと300kmのみの完走となりました。
300kmに至ってはずっと前半ほぼずっと雨の中を走り、落車するということも経験しました。
今年は、SRを取ろうと思っていますが、400kmとか600kmは全く想像できません。
っと言いつつ、今回のBRM527千葉300km(秩父)(以下、BRM527)では、最終的に360kmくらいは走りましたけどね。
というわけで、2017年5月27日(土)AJ千葉の300kmブルベに参加してきました。
VRMあおばとかが私としては近くて参加しやすいのですが、予定が合うブルベが近場だとAJ千葉しかなかったのです。
しかし、AJ千葉のBRM527は埼玉県の秩父に行くというではないですか。
さらに、実家の近くも通りそうなのです。秩父は一度走りに行ってみたいと思っていたので、なかなか楽しみなブルベとなりました。
時間に余裕があれば、実家にも寄ってみるかとかスタート前は思っておりました。
スタートは、手賀沼の道の駅しょうなんになります。
金曜日の夜に輪行して近場に宿をとり、早起きしてスタート地点までやってきました。
とはいえ、宿からスタート地点までは5kmも離れていないため、かなり余裕を持った移動でした。
とはいかずに朝からお腹が痛くてしばし道の駅しょうなんのトイレにこもっておりました。
少し落ち着いたので、スタート地点に戻りスタート時間を待ちます。
今回のコースは前半の100kmはほとんど平坦で中盤の秩父周辺ががっつりとした登りになります。
なので、前半は余裕を持って走れそうだと思っていると、50kmも走らないうちに前輪のタイヤがパンクしました。
いきなり、タイヤからプシューという音が出たので、何事かと思いましたが普通にパンクです。でも、パンク修理でチューブを交換した際にタイヤを触っても異物は見つけられなかったんだよなぁ。リム打ちだったのだろうか・・・
そんな感じでいきなりのパンクに見舞われてかなりブルーになりました。
そういえば、今回のブルベではかなりパンク修理している人を見かけたんですが、まさか自分もパンクするとは思っておりませんでした。
何となくイヤな予感はしていたのですが、こういう予感はよく当たりますね。
パンクを修理して、路面とタイヤを気にしながらしばらくは走行して登り区間前のPC2に到着。この後からがっつり登るんだなぁってことで、自転車を走らせます。
途中よく名前を聞く「ときがわベース」の前を通った際に、タイヤに空気を入れたいなぁって思ったのですが、パンクして時間をロスしていたので、運を天に任せ、「ときがわベース」はスルー。朝から結構自転車乗りが集まってました。
「ときがわベース」を過ぎると登りが始まります。
登りははっきり言って、苦手であり、嫌いなのですが、ブルベで登りはつきものなので、黙々と登ります。
天気が曇りで日が出ていないため、暑くはなかったのですが、山の中は靄っていてかなり視界が悪かったので、途中からアイウェアを外して登って行きました。
途中斜度のキツさに根をあげて、10分ほど自転車を押して登りました。
そこで、足を回復させた後は、またひたすら自転車で登っていき、漸く二本木峠の頂上につきましたが、前述したように靄っていたため、景色が良いのか悪いのか全くわかりませんでした。
峠ではチェーントラブルで修理している方がおりました。
あいにく私はミッシングリンクは持ち歩いていなかったため、力になることはできませんでした。チェーントラブルあったら、自分はどうするのか。
メンテ用品はもう少し持ち歩いた方がいいし、メンテ技術ももっと身につけないとダメだと思いました。
二本木峠を抜けると一旦は下りになりますが、視界が悪いためあまり飛ばせません。
また、私はGPSは使っていないため、キューシートを頼りにコースを選択して行くのですが、峠の下りにはいくつか分かれ道があり、これを間違えたらリタイヤしようと思いながら、道を選択して行きました。
幸運にも間違えることはなかったのですが、PC3を過ぎて次の狩場坂峠を目指す曲がり角の目印であるセーブオンが見つからず、しばし足止めをくらいました。
キューシート上では、距離的にここにセーブオンがあるはずと思っていた場所には廃墟しかなく、何となくこの廃墟は元コンビニなのかと思って、走って行くと狩場坂峠に続く丸山林道を発見し、道があっていることを確認できました。
この林道も非常にわかりづらく、先ほどと同様に道を間違えたら、リタイヤを唱えつつ登って行きました。
狩場坂峠を過ぎて少し下ると、すぐに正丸峠を登って行きます。
ここにきて、PC3の補給では足りなかったのか、正丸峠を登っている際に少しお腹が空いてきました。なけなしのボトルのドリンクでごまかしつつ、何とか正丸峠を越えて下る際には、ハンガーノックを意識しはじめました。
とはいえ、下りなので、そこまでの力は使わずに自販機やお店を探しながら走り、何とか自販機を発見し、糖分を摂取し、ごまかしつつPC4を目指します。
途中、ポピー畑があったので、せっかくなので写真を撮りました。
晴れていたら、大変な思いをしたとは思いますが、晴れて入れば景色はもっと良かっただろうと思うとどちらが良いのか複雑な気持ちになりました。
3つの峠を越えるとあとは平坦のみのため、よほどのトラブルがなければ完走はできると思いつつ自転車を走らせます。
PC5を抜ける頃には辺りも暗くなっており、残り20kmぐらいの地点では同じ参加者の方と何となく一緒に走っておりました。
はじめは3人で走っていたのですが、先行するアルペジオジャージの方が突然のパンクに見舞われ、先に言ってとおっしゃるので、ろんぐらいだぁすジャージの方と一緒に走って行きました。
その際に、私がキューシートを読み間違えて、道が間違っているのではないかということで、一旦ストップさせてしまったりということはありましたが、残り6kmのサイクリングロードでは前を引かせていただきました。
そして、18時間と少し何とか完走しました。
時間的に終電は逃してしまっていたので、どうするか途方にくれて始発の時間を調べたり、家までの距離を調べたり、していたら、「もう自走で帰った方が早くね」という気分になり、自走で帰りました。
帰り道はほぼ平坦な道とはいえ20km走ったところでリアのディレイラーワイヤーが切れてリアがトップギア固定になってしまい、少し辛い思いをしましたが、自走したことで400kmもいけるかもなという自信につながりました。
というわけで、400kmはBRM715千葉400に参加します。今度は大洗スタートだ。
聖地巡礼もできるかな?
今回走ったコースは以下になります。