昨年の夏にパイオニアペダリングモニターを右だけ購入して、使ってきておりますがシリアスライダーではない私はそこまで練習での追い込みをしてはおりません。
とは言え、先月参加したペダリングスキルアップセミナーで練習は辛くないと向上しないというある意味至言を聞いて、自転車に乗る時は前回の練習よりも少し辛くなるような工夫をするようにしております。
特に意識しているのが、ケイデンス数でローラー台に乗る際には平均90以上になるように意識しております。
ZWIFTのワークアウトで目標のパワーレベルを維持する際にはギアを1枚軽くしてケイデンスをあげてパワーを出すようにしています。
これは、筋肉を疲労させずにパワーを出すための余裕を持たせることを目的にしており、高ケイデンスで回すことにより心肺機能に負荷をかけて心肺機能の向上を図ることもできます。
この方が長い距離を走るためには有効だということです。
それに高ケイデンスで回せることにより、レースの際にもインターバルでの立ち上がりを早くすることもできると感じております。
これまではこういった練習はしてきておりませんでした。
また、ローラー台のウォームアップ時にギアを一番重くして、膝に負担をかけないレベル(ケイデンス50から60ぐらい)で、回してペダリング効率の良い状態を体感するようにもしております。
ギアが軽いときは相変わらずペダリング効率が悪いのですが、ギアを重くすると下死点で踏み込めなくなるためか、はたまた下死点から上死点に回してくる際に上手く逆足を使わないといけないようになるためかペダリング効率が50%以上を越えます。
この状態をギアが軽い状態でも可能とできるように体に覚え込ませようと考えてい流のですが、これはなかなか上手く行きません。
また、低ケイデンスとはいえ重いギアを回しているため長続きをしないため、ウォームアップ時に少し体感する程度に止めています。膝を痛めては意味がないですからね。
他にも軽いギアでどこまでケイデンスを上がられるかも練習に取り入れることにしております。200以上を目指しておりますが、現在は179が最高値になっております。
こういった練習もパワーやケイデンスが測れる機材をつけているからできるわけで、少し前にパワーが測れなくなったときは本当にやる気を無くしたものです。
逆にパワーをみながらZWIFTのワークアウトをやって、前回よりも体が少し楽になっていると自分の力が少し向上したのではないかと思え、やる気に繋がります。
そういった意味では、定期的にFTPテストを行い現状のレベルを常に更新しておくことも非常に重要ですね。体に疲れを残さないギリギリの練習を積むことで40歳になろうとしている私でもまだまだ成長できると感じることができます。
まぁ、これは現状のレベルがかなり低いからということでもあるとは思いますけどね。
ただ、自分のパワーがわかるということは目標としているレースでどのぐらいのポジションに入れるかもおおよそわかりますので、目標としているレースの強度に耐えられない時は出場することをためらってしまうこともあります。
レースに出ないと学べないこともあるため、そこは積極的にレースに出たいと思うのですが、一人旅ばかりやっていると少しでるレースを考えたくはなりますね。
などと取り留めのない話を書きましたが、パワーが測定できるようになると練習の張り合いが全然違うのです。
ZWIFTで選択できるローラー台を使うことで擬似的にパワーを表示することはできるのですが、ペダリングスキルが低いと同じ回転数で回していてもパワーメーターのパワー値はかなり変化します。従って、擬似パワーはやはり当てにできず場合によってはワークアウトをやってもトレーニング効果がそこまで得られないことになるでしょう。
現状は、ペダリングモニターで練習の結果をみているので、身になっているとなっている感が非常に高く。これがパワートレーニングの効果何だろうと思っています。
さて、そろそろ朝型になって平日のローラー台トレーニングをやるようにしていくぞ。