週末(6月30日)の宮ヶ瀬クリテリウムに向けて、本日はZWIFTのワークアウトを遂行しました。
先週はあまり乗れなかったので今週は本番までの日曜日までに3回は1時間程度のワークアウトをやっておきたい。
というときは大体できないというフラグです。
さて、パイオニアペダリングモニターを右クランクだけとはいえ取り付けている私はパワートレーニングを曲がりなりにも実施しております。
時々FTP Testを敢行し自分の成長を確かめて、FTPが向上すれば、そのFTPを基準値としたトレーニングをこなす。そうすると段々とFTPが向上していくというわけですね。
継続的にトレーニングすることで自分の成長を確かめられるので、パワートレーニングは面白いというわけです。
では、そんなパワーとは何かという話です。
結論からお話しすると物理の授業でいうところの仕事量がパワーですね。
そして、この仕事量というのが曲者です。
パワーというと力の強さだと勘違いしてしまうのですが、力の強さだけですと半分も仕事量を上げることはできないかもしれません。
何故かというと仕事量とは物体をどれだけ移動させることができるかという値だからですね。
つまりどれだけ力が強くとも自転車を動かすことができなければ自転車におけるパワーはゼロなのです。
では、自転車のパワーってどのように計測するのかというと、色々計測方法はあるのですが私の利用しているパイオニアペダリングモニターの場合は、ペダルというかクランクにかかるトルク(力)にケイデンスを乗算して算出します。(厳密にはもう少し複雑な計算らしいですけどね。)
つまり掛け算なのでケイデンスがゼロだとパワーもゼロなのです。
もっと言うと自転車はクランクを回転させてチェーンを引っ張り車輪を回転させることで進むためチェーンを回す力(仕事)がパワーになるのです。
で、なんでこんな話を書いているかというとWahoo Kickrを利用してワークアウトをしていると時々通信不良なのかKickrのローラーがめちゃくちゃ重くなりペダリングができなくなる時があるのです。
その時にペダルには相当の力を入れているのにペダリングモニターのパワーは全然上がらないのは何故なのかと考えたら、上述したような理論だから、ペダリングモニターの数値は間違っていないなということを図らずも実感してしまったという話でした。