「自転車で100kmをラクに走る〜ロードバイクでもっと距離を伸ばしたい人」を読みました。
本書は、2016年秋アニメ「ろんぐらいだぁす」でパカさん役を演じる東城咲耶子さんの体験レポートが掲載されているということで購入。
また、今年ブルベに挑戦する上で、もう少しロングライドの考え方を知っておきたいということもあったので、本書には興味があったというのが第二の購入理由。
100kmという距離は最近では走りきるのにそれほどの準備がいるとは思わない距離となりましたが、これは単純に走り慣れたから苦にならないというだけで、考え方が整理されているということではないとも思っておりました。
本書を読むことで最も役に立つのはロングライドをする上でのプランニングのやり方を学べるということです。
ロングライドにおけるプランニングの重要性がよくわかります。
自分の脚力を考慮して、走りたい道の高低も考慮し、区間毎の通過時間を事前に検討しておくことができます。また、プランで検討した通過時間から遅れていれば途中でのプランの変更なども安全にロングライドを楽しむためには重要なことがわかります。
そして、装備も当然重要です。
夜間走行をする場合にはライトや反射材も必要です。
100kmの距離であれば、よほどのことがない限りはパンク修理ができるくらいの装備で完走できるとは思いますが、そこもどういった道を走るのかで変わってきます。
私としては今年はパンクの当たり年のようで、50km以上のライドをすると高確率でパンクするという一体何が起きているのかわからない状態になっておりますが、替えのチューブとポンプを持ち、かつ時間に余裕があれば特に慌てる必要もなく対処はできます。
まぁ、パンク自体は気持ちのいいライドを妨害してくれる要因ではありますが、ロングライドにはつきもののトラブルだとも思っておりますので、適切に対処したいですね。
本書は100kmを基準にはしておりますが、ロングライドの考え方を十分に説明してくれているため、100kmを超えるライドでも問題なく応用できるだけの知識を得ることができると思います。
ロングライドに興味があり、まとまった知識が欲しい方にオススメです。
自転車で100kmをラクに走る ~ロードバイクでもっと距離を伸ばしたい人に (大人の自由時間mini)
- 作者: 田村浩
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/05/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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